定期健診 ひとりごとへ戻る

最近のゴエモンの居場所年に一度の定期健診。ゴエモンと長く暮らすために、と昨年から受診している。
とは言っても、どうみても元気そのもの。悪いところなんてどこもありません、というわんぱくぶりなので、今年は血液検査などはせず、触診と検便だけうけることにした。
カゴに入れて車に乗る。「どこへ行くの?どこへ行くの?」と目をくりくりさせている。ゴエモンは車に乗るのが大好きだ。しかし、病院へ入ったとたん、彼の目がうつろになる。待合室にいる間、ずーっと斜め下を向いていて、呼びかけても微動だにしなかった。
「ゴエモンちゃん、お入り下さい」と呼ばれ、診察室へ。診察台にカゴをのせ扉をあけるが、石のように固まったまま出てこない。獣医さんが「はいはい、出ておいで〜」とカゴの中に手を入れると、やはり石のように固まったままのゴエモンがでてきた。かなり情けない。
体重測定、おしりからの検温、獣医さんの触診。それでもゴエモンは固まったまま。顔が「いっぱいいっぱい」だ。見ていて面白い。
診察が終わっても固まったままのゴエモンは、かわいらしい獣医さんに「どうぞカゴへお戻り下さい」と背中を軽く押されて、やっと入っていった。
目がうつろなままなので「人間不信になっちゃったかしら」と心配したのもつかの間、帰宅したら元気いっぱい、駆け回り始めた。すごい変わりようだ。
ゴエモンと長く暮らすためには、我々も体調管理に気をつけなければなあ、と思った一日でした。
*画像に触れると、ゴエモンが起きます。
(2004.7.12)