北海道での休日(1) 〜瀧口政満さんの木彫作品 ひとりごとへ戻る

遊んでばかり!と言われそうだが、2泊3日で北海道へ行った。道東の自然を満喫したり、北の幸を味わったり・・・と話題は尽きないのですが。
初日に宿泊した阿寒湖畔のホテル「あかん遊久の里 鶴雅」の館内には、たくさんの木彫作品がおかれている。ひろーい女性用トイレの中にも、凛とした表情の少女の木彫があったりするのだ。
9Fギャラリーを含め、ロビー、廊下、あらゆるところにある作品をじっくり見て回る。ほおがふっくらとした、わずかに口角があがっている少女の表情がとても印象に残った。
この木彫を製作しているのは、彫刻家の瀧口政満さん。帰宅後に調べたところ、瀧口さんのお店も阿寒湖畔にある「アイヌコタン」にあるとのこと。ああ、行けばよかった・・・と深く後悔。残念。
それにしても、このホテルのギャラリー。大きなスピーカーからは不思議な音楽が流れ(P社のDVL-919を使っていた!なんか嬉しい)、小さいながらも興味深い本がおかれている図書室、紙の宝石と呼ばれる書票(EX Libiris)の展示、もちろんゆっくり読書をできる椅子もあり、最高のくつろぎ空間だった。
(2004.10.26)